他にも、アフターサービスルートを通じての改良などは多数ありますが、それらは職務上当然の事
しかし、下に揚げたのは、職務外でのオリジナルアイデアであり、その中でも著名なものです。
| アイデア | 採用された最初の製品 | ||
|---|---|---|---|
| 張り合わせコーン | 1976 | NS-10M | 1977.10 |
| 全システム | 1982.2 | GT-2000 | 1982.11 |
| FS鍵盤 | 1981.2 | DX-7 | 1983.05 |
| レゾネータを鳴らす | 1983.2 | AST-S1 | 1988.11 |
| フィルム磁気ヘッド | 1985.2 | 薄膜磁気ヘッド | 1991.3 |
この他にも未確認のものもあります。
例えば、ヤマハがDSP-1というサウンドプロセッサーを発売した時、私はディレイによる音の変化を研究していたところだったので、逸早く注文し、商品が届いて1週間くらいは夢中になってパラメータをいじりまわしていた。ヤマハのオーディオ事業部の林さんが、その情報をつかんで、どんな風に使っているのか我が家を尋ねて来た。林さんや、谷口さん(NS-10M)に限らず、この頃はヤマハの社員が、出張がてらか わざわざか 知らないけれど、我が家に来ることも珍しくはなかった。林さんにDSP-1の機能を一通り実演した後、「こんなのつくってみたんですよ」と、プリセットには無かったJOHN流映画館音響シュミレーションで、娯楽音楽映画の傑作「ブルース・ブラザーズ」を上映した。画面はトリニトロンの16インチで、充分な大きさではなかったが、時間を忘れてとうとう最後まで見た林さんはえらく感激して帰っていった。
DSP-1は純オーディオの製品だったが、次からはヴィジュアルを意識した製品になった。そしてAVと言えばヤマハの名を欠くことのできない代表的なメーカーとなっている。ヤマハのAVがここから始まったのかどうか、私は一切報告を受けていない。
報酬について LinkUP Feb./16/2011